お知らせ
バージョンアップ情報
2018/04/02 ボーリングデータ品質確認システムをバージョンアップしました。
2016/01/29 地下構造ビューアをバージョンアップしました。
2013/06/07 ボーリングデータ品質確認システムをバージョンアップしました。
2013/06/07 ボーリング柱状図表示システムをバージョンアップしました。
2010/10/26 ボーリング柱状図表示システムをバージョンアップしました。

公開情報
2018/04/16 地下構造ビューアのソースコードを公開しました。
2018/04/16 ボーリング柱状図表示システムのソースコードを公開しました。
2018/04/16 ボーリングデータ品質確認システムのソースコードを公開しました。
2013/06/07 地下構造ビューアを公開しました。
2010/08/27 ボーリングデータ品質確認システムを公開しました。
2010/08/27 ボーリング柱状図表示システムを公開しました。



ボーリングデータ処理システムについて
  国立研究開発法人防災科学技術研究所と国立研究開発法人産業技術総合研究所は、平成18年度から5ヵ年計画のプロジェクトとして実施された科学技術振興調整費重要課題解決型研究「統合化地下構造データベースの構築」において、ボーリングデータの電子化促進を目指した下記の7つのソフトウェアからなるボーリングデータ処理システム(Windows版)を開発しました。
  ボーリングデータ処理システムでは、ボーリングデータの入力・編集・表示・処理・品質確認の機能とともに、使いやすいユーザーインターフェースを実装しています。ボーリングデータのファイル形式は、国土交通省の「地質・土質調査成果電子納品要領」にあるボーリング交換用データ(XML形式)に対応しています。
  ボーリングデータ処理システムの公開により、ボーリング調査やそのデータ処理を業務とされている方、国・自治体の行政機関でボーリングデータを利用されている方、そして、自宅周辺の地盤に興味を持たれている住民の方にも、広く利用いただけることを期待しております。
  ボーリングデータ処理システムの利活用を促進するため、各ソフトウェアのプログラムソースコードを公開しました。

  ボーリングデータ処理システムは、無料で領布しています。

● ボーリングデータ品質確認システム
  ボーリング交換用データ(ver2.10およびver3.00)の形式が正しいかどうかをチェックすることができるソフトウェアです。編集機能によりエラー箇所の修正や保存をすることもできます。

● ボーリング柱状図表示システム
  ボーリング交換用データ(ver2.10およびver3.00)から各種様式のボーリング柱状図表示ができるソフトウェアです。表示様式の編集機能、印刷やPDFへの出力機能もあります。

● 地下構造ビューア
  ボーリング交換用データ(ver2.10およびver3.00)の登録・表示・検索、メッシュデータの登録や表示、モデル断面図の表示ができるソフトウェアです。国土地理院の基盤地図情報やShape形式の地図情報に加えて、WMSで配信されている地質図等を背景図として表示することもできます。


 
 産業技術総合研究所が公開しているボーリングデータ処理システム

■ ボーリング柱状図入力システム
   ボーリングデータをボーリング交換用データ(ver2.10およびver3.00)の形式で数値化することができます。

■ ボーリングデータバージョン変換システム
   ボーリング交換用データのバージョン変換を行うツールです。変換パターンは、ver1.10からver2.10、ver2.01からver2.10、ver2.10からver3.00、ver3.00からver2.10への各変換です。防災科学技術研究所と産業技術総合研究所が共同で開発しました。

■ ボーリング柱状図土質名変換システム
   土質名称を「地質・土質調査成果電子納品要領(案) 平成16年6月」のボーリング交換用データで定義されている土質岩種区分の名称と一致または一番近い名称になるように変換し、それに対応した土質名コードを追記します。

■ ボーリング柱状図解析システム
   ボーリングデータについて、選択した任意の断面線に投影して、各ボーリングデータの土質とN値を柱状図形式で表示し、地層境界の区分(地質的解釈)を行うことができるシステムです。本システムに読み込んだボーリングデータは、その緯度経度情報から、その位置を読み取り、数値地図ないし任意の位置図画像上にプロットすることができます。

■ ボーリングデータXML変換システム
   ボーリング交換用データ(ver2.10)のXMLファイルとCSVファイル形式、柱状ベース形式を相互に変換するシステムです。測地系の変換機能も付随しています。CSVは、標題、各属性項目ごとに作成されます。ボーリング交換用データの変換は、一度にまとめて実施することができます。CSV形式を使って、ボーリングデータの編集が容易になります。